1. 発行する
発行する団体が、証明書の原本(PDF など)を登録します。原本は暗号で守られた保管場所に置かれ、 同時に原本から指紋(ハッシュ)を計算します。指紋は原本が 1 文字でも変われば別の値になりますが、 指紋から原本の中身を復元することはできません。
2. 記録する
指紋と発行の時刻を、パブリックブロックチェーン(現在は Polygon)に記録します。 誰でも読めて、機構を含め誰も後から書き換えられない記録です。 氏名・成績などの個人情報や証明書の本文は、ブロックチェーンに載せません。
3. 見せる
証明書には QR コードが付きます。持ち主は、誰に見せるかを 5 段階から選べます。
| 公開範囲 | 見られる人 |
|---|---|
| 公開 | QR コードを読み取った人 |
| パスワード | パスワードを知っている人 |
| ログイン必須 | ログインした人 |
| 承認制 | 持ち主が承認した人 |
| 非公開 | 持ち主だけ |
4. 確かめる
QR コードを読み取った人は、次のことをその場で確かめられます。
- 発行元はどこか
- 保管されている原本の指紋が、ブロックチェーンの記録と一致するか(=発行されたときから変わっていないか)
- いま有効か(有効・有効期限切れ・失効)
5. 止める
誤って発行したものや、有効でなくなったものは、発行した団体が失効させます。 失効もブロックチェーンに記録され、確かめる人には「失効」と示されます。
この仕組みが示さないこと
- 証明書の内容が事実であること(発行した団体が責任を負います)
- 証明書を見せている人が本人であること
- 法的な効果(電子署名法上の電子署名とは別のものです。用途ごとに専門家へご確認ください)
